こんにちは。FP社労士さやまっちです。
今回のテーマは「小学校等の休校のせいで会社休んだ分のお金って結局もらえるの?」です。突然決まった休校へのブーイング対策として、国はいろいろしているみたいだけど、結局のところどうなっているの?って、疑問をお持ちの方は結構いると思います。なので、早速書いていきたいと思いますが、今回のテーマで扱うのは、会社は通常営業中で保護者が休校のせいで休んだケースに限定していますので、ご注意してください。
いきなり結論
結論から先に言っちゃうと、
「もらえる可能性は結構あると思うけど、どうなるかは正直なところわからない」
って感じだと思います。
「どっちなんだよー」ってツッコミが入りそうな結論なんですけど(笑)、それぐらい微妙です。
なんで微妙なの?
今回、国が用意してくれたお金は雇用保険二事業の助成金で、直接保護者本人がもらえるようには、なっていないからです。
簡単に、今回できた制度を説明すると
1.保護者が、労働基準法の年次有給休暇とは別の有給の休暇を取得
2.支払った賃金相当額等を会社が申請して、お金をもらう
って流れになっていて、1番の通常の有給休暇とは別の有給の休暇を取得させる義務が会社にないし、保護者側も似たような制度が会社になければ取得する権利がないので、微妙だと思います。
どうしたらいいの?
今回のケースだと、会社側と話しあって、上で簡単に説明した1番2番みたいになれば、ウインウインみたいな感じになるので、いいのかなあと思います。新たな休暇制度を導入しなくても上の1番を満たせば、会社は助成金をもらえるみたいなので、会社とうまく話し合えば、通常の有給休暇を別の有給休暇に切り替えてくれたりする会社もけっこう出てくると思うし、通常の有給休暇を使いきっちゃった人にも適当な休みの名前をつけて、お給料を払ってくれる会社とかも出てくると思います。
速報
ここまで書いたところで、突然、速報なんですけど(笑)、今日の政府の会合で、総理が、「保護者のみなさんに、全額国費による休職中の手当てを正規・非正規を問わず行う」って、言ったみたいなので、上に長々と書いたこととは別のお金が支給されるっぽいです。今日、けっこう時間かけて、上の文章を書いたんですけど、無駄になっちゃったのかもしれません(笑)
以上、FP社労士さやまっちでした!